鳥取県生まれ。
千葉県流山市で「お茶を楽しむ会」を主宰して40年余り。
日本の気候風土に根ざした
自然茶のなかでも山茶の手炒りは、ふくよかな香・甘・苦・渋を有し、昔お茶は薬だったことを実感させ、その一滴は文化に通ずるお茶として必須のお茶となっている。
四季の移り変わりで変化する自然茶の集いには、全国から年齢、職業さまざまな人が集まる。形式にとらわれず、和やかな雰囲気の中で、ほっとするお茶を茶話とともに楽しむのが近藤流。
98年編者となった『お茶をおいしく楽しむ本』(マガジンハウス)は全国から大きな反響を呼び、自然茶への関心を深めるとともに、新しい風を吹き込んだ。
また海外でお茶を通じて交流する機会にも恵まれ、中国、韓国、ベトナムなどアジア各地、オーストリア、フランス、イタリア、スペイン、トルコ、ポルトガル、ドイツへも赴き、国際交流を深める。